ハンドメイドが好き。
作品をつくる時間が好きだけれど、販売したり、教室を開いたりすることだけが、ものづくりの楽しみ方ではありません。自分が好きで続けていることを、誰かのために役立てる。そんなハンドメイドとの関わり方もあります。
今回は、カルトナージュの技法を活かして、病気と向き合うお子さまとご家族を支える取り組みをご紹介します。
カルトナージュで寄付ができる「ハートフルクリップボードプロジェクト」
国際メゾンディレクトゥール協会(IMD協会)と、小児がん支援を行うNPO法人未来ISSEYが共同で取り組んでいるのが、「ハートフルクリップボードプロジェクト」です。
カルトナージュの技法を使って、布と紙からクリップボードを制作し、病気と向き合うお子さまと、そのお母さまへ届けています。
病棟で実際にクリップボードをお渡しした際には、「わぁ、かわいい!」「使うのが楽しみです!」そんな声が聞かれたそうです。一つひとつ手づくりされた作品が、実際に誰かの手に渡り、日常の中で使われていく。ものづくりをする人にとっても、作品のその先を感じられる機会になります。
実際に参加してくださっているクリエナージュデザイナーの方からも、「自分の作品が誰かの役に立てるのが嬉しい」という声が届いています。つくる人と受け取る人。その間に作品があることで生まれる、あたたかなつながりです。

参加の方法は2つ
ハートフルクリップボードプロジェクトには、2つの参加方法があります。
① キットを使って制作する
専用のキットを購入し、クリップボードを制作して協会へ送る方法です。キットには制作に必要な材料がセットされているため、決められた形に沿って制作することができます。
また、作品を制作する時間が取れない場合には、キットを購入することで支援につなげることもできます。
② クリエナージュデザイナーとして制作して寄付する
クリエナージュデザイナー(ベーシック)を取得している方は、ご自身でA4サイズのクリップボードを制作し、寄付することもできます。使用する生地や装飾を考えながら、自分らしい一作品に仕立てることができます。
「送って終わり」ではない、作品のその先
このプロジェクトの特徴のひとつは、制作した作品が実際に病棟へ届けられることです。NPO法人未来ISSEYの皆さまが病棟でお渡しくださり、その様子を写真などで共有してくださっています。
自分がつくったものが、「誰かのもとへ届いた」「実際に使っていただいている」と知ることができる。作品を送って終わりではなく、その先にいる人を感じられることは、ものづくりをする側にとっても特別な経験になります。
実際にクリエナージュデザイナーが制作したクリップボードが、入院中のお子さまとお母さまのもとへ届けられた様子はこちらでご紹介しています。
▶︎ 【ご報告】ハートフルクリップボード、病棟に届けられました〜手づくりのぬくもりが、入院中のお子さまへ〜
ハンドメイドだからできる社会貢献
社会貢献というと、大きな活動や特別なことを思い浮かべるかもしれません。でも、自分ができることから参加する方法もあります。
作品をつくる。その作品を誰かに届ける。あるいは、材料を購入することで支援する。ハンドメイドが好きだからこそできる関わり方があります。
自分のために楽しんでいた「つくる時間」が、誰かのための時間にもなる。それは、ものづくりの持つ可能性のひとつではないでしょうか。
クリエナージュ®では、作品を美しく仕上げる技術だけでなく、「好き」を暮らしや人とのつながりに活かしていくことも、ものづくりの楽しみ方のひとつだと考えています。
好きなことを、誰かのために使う。そんなハンドメイドとの関わり方もあります。










